最近野菜をあんまり摂れていないなー。と思っていませんか?
そんなときにおすすめなのが鍋料理です!
鍋料理は、さまざまな味わいがあり、多様な食材を使った栄養満点の料理であり、手軽に美味しく作れるのが魅力です。
また、みんなで囲んで食べる楽しさも鍋料理ならではのものです。
寒い季節には特におすすめで、家庭の食卓に温かさと豊かさをもたらしてくれます。
今回はカニの中でも旨味が抜群のワタリガニを使った鍋料理のレシピをご紹介します!
ワタリガニの魅力
ワタリガニの味の特徴は、強いカニの旨味です。
ワタリガニは脚が短くほとんど食べられないため、胴体の身とカニ味噌を楽しむカニです。
特に、茹でたり蒸すことで旨味が濃縮されて、美味しく食べられます。
出汁を取るのにもおすすめのカニで濃厚な出汁と豊かな風味が楽しむことができる鍋料理に最適な食材です。
ワタリガニの鍋料理レシピ5選!

ワタリガニの味噌鍋
ワタリガニの味噌汁が美味しいので味噌鍋も美味しいのは当然です♪
カニの風味が染み込んだ味噌スープと具材の組み合わせが絶品です。
【材料(4人分】
- ワタリガニ:2~3匹(殻を外し、半分に切る)
- 豆腐:1丁(適当な大きさに切る)
- 白菜:1/4個(ざく切り)
- ねぎ:2本(斜め切り)
- えのき茸:1袋(根元を切り落とし、ほぐす)
- しいたけ:6個(軸を取る)
- 春菊:1束(ざく切り)
- だし汁:1000ml
- 味噌:大さじ4
- 酒:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 醤油:大さじ1
【作り方】
- ワタリガニはよく洗い、半分に切ります。殻の部分も使用するため、細かく砕かないよう注意します。
- 野菜類はすべて適当な大きさに切り揃えます。
- 鍋にだし汁を入れ、中火で加熱します。沸騰したら味噌を溶かし入れます。
- 酒、みりん、醤油を加えて味を整えます。
- だし汁が煮立ったら、ワタリガニを入れます。カニから出るエキスがスープに溶け込むまで数分煮ます。
- 白菜、ねぎ、しいたけ、えのき茸を加えます。具材がしんなりするまで煮込みます。
- 最後に豆腐と春菊を加え、春菊が鮮やかな緑色になったら出来上がりです。
鍋が煮えたら、取り分けて食べます。
お好みで、ぽん酢やゆず胡椒を添えて楽しむこともできます。
コツとポイント
ワタリガニは新鮮なものを使用すると、より風味豊かになります。
味噌は好みの種類を使いましょう。
白味噌、赤味噌、合わせ味噌などで風味が変わります。
野菜やきのこ類は季節に合わせてアレンジできます。
大根や人参、春菊の代わりにほうれん草なども美味しいです。
ワタリガニの寄せ鍋
鍋料理の定番!何を入れてもOK!
冷蔵庫の残り物をたくさん入れちゃいましょう!
寄せ鍋はシンプルながらも具材の旨味が存分に楽しめます。
季節の野菜を取り入れるとより美味しくなります。
【材料(4人分)】
- ワタリガニ:2匹(殻を外し、半分に切る)
- 鶏もも肉:200g(一口大に切る)
- 豆腐:1丁(適当な大きさに切る)
- 白菜:1/4個(ざく切り)
- ねぎ:2本(斜め切り)
- しめじ:1袋(ほぐす)
- えのき茸:1袋(根元を切り落とし、ほぐす)
- 人参:1本(薄切り)
- 水:1200ml
- 鰹だしの素:大さじ1
- 醤油:大さじ4
- 酒:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 塩:適量
【作り方】
- ワタリガニをよく洗い、半分に切ります。
- 鶏もも肉、野菜、きのこ類を適当な大きさに切ります。
- 鍋に水と鰹だしの素を入れ、中火で加熱します。
- 沸騰したら、醤油、酒、みりんを加え、味を整えます。
- ワタリガニと鶏もも肉を入れ、カニの風味と鶏肉の旨味をスープに溶かします。
- 白菜、ねぎ、しめじ、えのき茸、人参を加えます。具材が柔らかくなるまで煮ます。
- 最後に豆腐を加え、さらに数分煮ます。豆腐が温まったら出来上がりです。
ワタリガニのトマト鍋
子供も大好きな味のトマト鍋。
トマト鍋は酸味と旨味が効いていて、パンやパスタと一緒に楽しむのもおすすめです。
〆にご飯とチーズを入れたら最後まで家族で取り合いになる一品です。
【材料(4人分)】
- ワタリガニ:2匹(殻を外し、半分に切る)
- トマト缶(カットトマト):2缶
- 玉ねぎ:1個(薄切り)
- ピーマン:2個(細切り)
- にんにく:2片(みじん切り)
- オリーブオイル:大さじ2
- 水:500ml
- チキンブイヨン:1個
- 塩:適量
- 胡椒:適量
【作り方】
- ワタリガニをよく洗い、半分に切ります。
- 野菜を適当な大きさに切ります。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくと玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ったら、ピーマンを加えます。
- トマト缶と水、チキンブイヨンを加え、煮立たせます。
- ワタリガニを加え、中火でカニの旨味がソースに溶け出すまで煮ます。
- 塩と胡椒で味を調えたら完成です。
ワタリガニの豆乳鍋
豆乳鍋はクリーミーでやさしい味わいが特徴です。
豆乳が苦手な方は、ミルクや生クリームを使っても美味しいです。
まろやかな味わいがいつもとは少し違った鍋料理になります。
【材料(4人分)】
- ワタリガニ:2匹(殻を外し、半分に切る)
- 豆腐:1丁(適当な大きさに切る)
- 白菜:1/4個(ざく切り)
- ねぎ:2本(斜め切り)
- しめじ:1袋(ほぐす)
- にんじん:1本(薄切り)
- 水:600ml
- 豆乳:600ml
- 白だし:大さじ4
- 塩:適量
- 胡椒:適量
【作り方】
- ワタリガニをよく洗い、半分に切り、野菜も適当な大きさに切る。
- 鍋に水と白だしを入れ、中火で加熱し、沸騰したら、豆乳を加えます。
- ワタリガニを加え、カニの旨味がスープに溶け込むまで中火で煮込みます。
- 白菜、ねぎ、しめじ、にんじんを加え、具材が柔らかくなるまで煮ます。
- 豆腐を加え、さらに数分煮て塩と胡椒で味を整え、出来上がりです。
ワタリガニのキムチ鍋
キムチが入って旨辛な鍋です。
ワタリガニから良い出汁が出ます!
韓国でも人気のワタリガニのキムチチゲを作りましょう♪
【材料】
- ワタリガニ:1杯
- 白菜キムチ:200g
- 豚肉:200g
- にんじん:2分の1個
- 玉ねぎ:2分の1個
- もやし:1袋
- にら:1束
- 豆腐:半丁
- 水:500cc
- 酒:大さじ3
- ダシダ(韓国だしの素):小さじ1
- ニンニク(すりおろし):1片分
- ショウガ(すりおろし):1片分
- 長ねぎ:5㎝程
- すり胡麻:大さじ1
- 味噌:大さじ1.5
- ごま油:大さじ2分の1
- コチュジャン:小さじ1
【作り方】
- 渡り蟹は甲羅を綺麗に洗い、包丁などで食べやすい大きさにカットする。
- 油を少量ひいた鍋に豚肉とキムチを入れて炒め、味噌、コチュジャン以外の調味料を合わせる。
- 渡り蟹、玉ねぎ、人参を加え火が通ったら、豆腐、もやし、ニラを加え味噌、コチュジャン,ごま油で味を調えて完成です。
とっても美味しい出汁が出ているので、具を食べたら〆にご飯を入れ卵を回しかけ、雑炊にして汁まで食べるのがおすすめです!

まとめ
鍋料理の良さは、その多様性、健康面、美味しさ、そして手軽さにあります。
下でさらにおすすめのポイントを解説いたします!
多様性
鍋料理は、地域や文化によって様々なバリエーションがあります。
日本では、寄せ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、味噌鍋、キムチ鍋など、多彩な種類の鍋が楽しめます。
また、各家庭でも好みの具材や調味料を使ってオリジナルの鍋を作ることができます。
季節の食材を使って、季節感を楽しむこともできます。
健康面
野菜、魚介類、肉類、きのこ類など、栄養豊富な食材を一度に摂ることができます。
特に野菜をたくさん使うため、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
また、脂肪分が少ない食材を使うことが多く、ヘルシーな食事としても人気があります。
スープを飲むことで、食材の栄養素を余すことなく摂取できるのも魅力です。
美味しさ
鍋料理は、具材の旨味がスープに溶け込み、深い味わいが楽しめます。
特にワタリガニなどの魚介類や肉類から出る旨味は格別です。
また、鍋の種類によっては、香辛料や調味料を使うことで、さらに風味が増します。
例えば、キムチ鍋のようにピリ辛の味わいが楽しめるものや、味噌鍋のようにコクのある味わいが特徴のものもあります。
手軽さ
鍋料理は、一つの鍋で簡単に作ることができ、後片付けも少ないのが魅力です。
具材を切って鍋に入れ、スープで煮込むだけなので、調理時間も短くて済みます。
また、大勢で一緒に食べることができるため、家族や友人との食事に最適です。
テーブルの中心に鍋を置いて、みんなで取り分けながら楽しむスタイルは、コミュニケーションを深める機会にもなります。
ぜひ食卓でみなさんで鍋を囲んでそれぞれのご家庭の味を楽しんでくださいね!